2月定例議会・3月予算議会 報告
[質問1]
東日本大震災のがれき処理で市長の姿勢を問いました
震災から1年有余、ようやく本格復興へ動き出した被災地の人々を実質支援できることは何か、が私たちに投げかけられています。福岡市としても、きちんと受け止めていかなければならないという思いから、市長の姿勢を問いました。
[質問2]
住民自治支援基本条例制定にむけて庁内検討委員会が設置されました
私は、昨年9月議会で「住民自治支援基本条例の制定」に向けた本格的検討に入るべきと提案し、市の取り組みを求めました。新年度方針で、市民局コミュニティ推進部は全庁の課長クラスでの検討会を立ち上げ、関係者・専門家の意見を聞くなど条例制定へようやく動きはじめました。
[質問3]
商店街のにぎわいは、地産地消の核店舗支援から!
魚屋・八百屋などの店舗激減傾向に歯止めをかけるシステムの検討を求めて
従来の商店街支援策は、商店街周辺道路やアーケードの整備、イベントや空き店舗対策等の事業でした。今日、不況の波は商店街の小売店舗を直撃しており、腰を据えた対策が求められます。私は、福岡市の特性を活かした地産地消型商店街の形成を振興策の基本に据えてはどうかと提案しました。例えば、福岡市域で獲れた鮮魚等を市内の鮮魚小売店に優先的に流通させるシステムを構築できないか、また、小売店の激減傾向に歯止めをかけるための方策について関係者でプロジェクトを組織して本格検討を市がコーディネートすべきでは、と問いました。
市民参加型のフルマラソン実現に向けて動きが活発化
新年度予算で調査費1,300万円を計上 来年冬の開催に向けて本格準備に入ります
福岡周辺でランニングに汗を流す市民ランナーたちが、3月12日「福岡市民ランナーズクラブネットワーク(福岡RCN)」を設立し、市民参加型フルマラソンの実現へ本格的に動き出しました。(写真)
市も3月27日「マラソンの魅力」と題して金哲彦さんの講演会を開催しました。市役所15階の講堂には大勢の観衆が集まり、アジアに誇るフルマラソン化への期待は大きくなるばかりです。
福重−石丸線の拡幅、歩道整備事業
- 実施設計費用に4,000万円
生の松原くい虫対策
- 深刻な松枯れ等について、周辺地域の皆さんと一緒に対策を講じていくよう要請しています
都地姪浜線、橋本2丁目工区事業費、2億2,300万円余
周船寺有田線、橋本2丁目工区事業費、1億6,400万円余
- 木の葉モール周辺道路の整備です。25年度を目標に整備予定
JR下山門駅のバリアフリー化
- エレベーターの設置事業を予定
新年度の注目予算、新規事業の一部
高齢者支援
- いきいきセンターふくおか(地域包括センター)職員を2割増員
- 特別養護老人ホーム建設。401人分着工予定(前年度並み)
保育所待機児童の解消 ⇒730人分整備を計画
放課後等の遊び場づくり事業 ⇒21校で開設、合計65校に
特別支援教育支援員の配置
- 24人増員して合計120人の支援体制を作る
改正NPO法に基づく窓口の開設
- 4月から市役所で認証・認定作業を行い市民の活動を支援
博多湾アサリ再生事業
- 能古島・室見川河口のアサリ再生のためアサリの移植放流等
公衆無線LANの環境整備・運用
- 地下鉄全駅、本庁舎1階・西広場