今年も暑い夏がやって来ました。
夏は暑いものと観念して、うまく付き合う方法を考えていくことが肝心ですよね。
秋までの３ヶ月間、しっかり体力をつけ、熱中症などに気をつけてがんばりましょう！

今夏も、区内を
　　　　動く・つくる・かえる！

　国の政治を人ごとのように語るつもりはありませんが、国会の会期末はひどかったですね。政治評論家の田原総一郎さんの言葉のとおり、安倍内閣の政治劣化は最たるものでした。私は自分では、他党派であってもあまり厳しい批判はしない方だと思ってますが、森友学園や加計学園をめぐる安倍首相周辺の対応は政治の劣化を象徴するものでした。安倍内閣の支持率低下は言うまでもありませんが、それ以上にボディーブローでこたえるのは、国民が“政治とはこんなもの”というように一蓮托生に見られ、一層の政治不信を与えてしまうことです。（もう遅いかもしれませんが…。）この不信を取り戻すにはどれだけの時間がかかるのかと思うと虚脱感さえ覚えます。
　このような政権のおごりが国だけではなく、地方自治体にも飛び火しています。福岡市でも先の4月福岡空港運営会社への出資をめぐる高島市長の「再議」強行の政治姿勢がそれです。加えて6月定例議会本会議における議員の一般質問に対する住宅都市局長の答弁は、「いい加減なことを言ってもらったら困ります。」などと上から目線の言葉で若い議員を威圧せんばかりでした。市長の議会に対する高圧的な姿勢は市幹部にまで現れるようになりました。議会の行政へのチェック機能に行政が公然と抗う姿勢を見せたのです。
　6月22日市議会最終日、高島市長の高圧的な政治スタンスがまたもや深夜議会を招きました。住宅都市局長が議会質問への高圧的な答弁に対して謝罪するどころか、議会に対し「不適切発言について議会の考えを文書で示してほしい」と文書で申し入れがありました。これには私も唖然としました。このような「傲慢」な姿勢が福岡市の官僚や権力者にはびこることは最悪です。「よほど私たち地方議員も踏ん張らないと」と思わされた議会でした。
　何かグチめいたコラムになりましたが、6月初旬、長野県安曇野市で3年前から始まった高原マラソン、安曇野ハーフマラソンを走ってきました。山頂に残る北アルプスの雪渓を見ながらのランニングは格別のものがあり、しばし、英気を養う機会を得る事が出来ました。
　暑い夏が続きます。くれぐれもご自愛ください。

まちレポート　第78号　2017年 夏号へ

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です。