酷暑の夏から秋を飛び越えてあっという間に冬を迎えようとしています。
それにしても、今年の豪雨、相次ぐ地震という天候異変はどうも国内だけではないようです。
地球全体に温暖化の影響が出ているとすれば、私たちが優先すべき政策課題は明らかです。
福岡市の足元で、その小さな第一歩を踏み出す議論を10月決算議会で試みました。

　私は、今回の質問準備にかかる前、9月定例会と10月決算の間に欧州林業と社会情勢の視察を目的に森林保全と林産業の先進地・フィンランド・ラトビア・オーストリアを訪問しました。そのため、9・10月は慌ただしい毎日でしたが、総会質問も無事終えました。
　議会で活動させて頂き18年目を迎えています。都市の成長度は経済指数を上げることだけで問うことに、歳のせいもあるのか少々違和感を覚えるようになってきました。林産業の先進地北欧のまちを見てきてあらためてその思いを強くしました。中世の建物とアールヌーボ建築様式の建物、それを囲む針葉樹林などの自然風景が、そこに住む人々のゆったりとした生活と質素だけども品のある生活を漂わせていました。これは私にとって今回の視察は大変良い刺激になりました。10月の決算議会でこの経験を質疑のテーマにし、福岡市がこれからめざすべき都市とはどのような都市なのかを高島市長に問い質しました。
　話は変わりますが、87歳の父とこの夏から野菜作りに奮闘しています。最初の成果物小松菜・かつお菜がたわわに実りました。菜園づくりは結構な重労働ですが、父にとっては遠く大分の日田から昨年12月福岡の我が家で同居するようになって以来、格好の気分転換になっているようです。私と妻は介護の研修・実践の経験を積んでいるところです。(-_-;)写真はその菜園です。

まちレポート　第75号　2016年 秋号へ

振込先は郵便振込で

です。