秋本番から晩秋、初冬へと季節は移り変わっています。
いきなりの大義なき解散も、結果はご承知のとおりとなりました。
これが今の選挙制度での民意の結果ですから受けとめるより他はないのでしょう。
私は、わが福岡市の足元を踏み固めて前へ進んでいきます。
10月の決算特別員会では、地域コミュニティの課題について質疑をしました。

　安倍首相による大義なき解散総選挙の結果は、ご承知のとおりです。民進党の前原誠司代表が党の存亡をかけて打って出た希望の党への合流戦術は不発に終わりました。しかし、結果として野党の再編は一歩進み有権者にとって選択しやすい環境が整いました。枝野幸男さん率いる「立憲民主党」が一気に野党第1党に躍進しました。自民党・公明党政権が実質信任を得、安倍首相は改憲に向かう道筋を描くのでしょう。しかし、ここから次の“世代”による政権交代の序章が始まると思えば、前原さんの「決断」も一石を投じたことになるのかもしれません。それにしても政治という舞台で、人心を推し量ることの難しさやその醍醐味は、良くも悪くも奥深いものがあります。
　私は、今回の解散総選挙騒動による野党再編劇で、強く思うことがあります。それは、地方自治に関わるものとして「中央政党への距離感を地方議会人は見直すことが必要ではないか」「地方議会が中央政党に準じた会派構成にどれほど妥当性があるのか」ということです。中央政党に縦割り化された議会機能で、果たして市民の生活利益を確保できるのか……もう少し自問自答してみます。
　山内康一さんが比例復活で議席を得ました。藤田一枝さんの後を受け立憲民主党議員として3区内を駆け回ります。しっかり住民の目線から地域の視点から国政を語ることを期待しています。皆様もよろしくお願いします。

まちレポート　第79号　2017年 秋号へ

振込先は郵便振込で

です。