江藤博美のまちレポート

福岡市議会議員 江藤博美(福岡市民クラブ)は福岡市西区や福岡市のまちづくりにむけて”動く・つくる・かえる”

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更新日 2019-02-23 | 作成日 2007-10-16

ごあいさつ

fujita_ozawa_eto.jpg今年もひときわ暑い夏でしたがやっと、秋らしい日々を迎えています。

市議会は、子ども病院の移転事業本格化に向けた用地取得議案が承認され9月定例議会を終えました。

一人でも多くの子どもの命を救えるりっぱな病院にするため、福岡市民はもとより西日本のエリア市民の期待に応えられるように事業の推進が求められています。

衆議院の解散総選挙直前のまちレポートとなりました。

国民(市民)生活が第一。

藤田一枝さんを応援して走り回っています。


  福岡市議会議員 江藤博美

雑感日記

9月定例議会のトピックス
ー こども病院移転計画 ー …で考えたこと

 子ども病院移転計画についての経過と市民の皆さんからの疑問について私なりの感想をまとめました。子ども病院の移転計画に伴う用地取得議案に関連する会派主張は、民主・市民クラブ HP に詳しくのせていますのでご覧下さい。

民主・市民クラブ HP へLinkIcon

● 築30年を迎える子ども病院は建て替え計画を早急に
 今の病院の病室や駐車場は手狭で、雨漏りがするなど老朽化していることと、三年前の福岡西方沖地震もあって耐震改修にも迫られています。

● 病院の建て替え計画で検討すべきことは?…吉田市長の見直し作業
 建設コストの縮減・医療機能の充実・優秀な医療スタッフの育成、そしてこれらの条件を満たすための適地の選定でした。福岡市を預かる吉田市長は、2年前の選挙のとき市財政の立て直しと合わせて「子ども病院の移転事業を見直す」旨の公約を市民に掲げました。当選後、市長は最初に市立病院事業を見直すため、それまで市立病院統合移転にかかわったメンバーを敢えて外したメンバーで検証・検討チームを編成し、約一年間精力的に検証作業を行いました。

● 市立病院統合移転事業の見直し、検証・検討チームの作業と結果(07.4〜07.12)
 検証・検討チームが作業を行う期間中二度の中間作業報告がありました。私たちは、子ども病院の単独移転として提案された5箇所のうち、現在の人工島(IC)を外した上でまず検討してみることを求めました。経済的観点と機能的視点、療養に適した周辺環境まで含めて人工島にかわる場所があれば、市民感情に配慮することも含めてその方が良いと考えたからです。結果は、今年1月にまとまり現在の子ども病院に周産期医療を加えた単独移転とすることで経費を抑え、感染症センターは切り離して考えることになりました。場所は人工島(IC)が建設コスト・周辺環境・西日本一帯からの交通アクセスから考えて望ましいとするものでした。

 ● 検証・検討結果は、コストの縮減と維持運営費の縮小による市費投入の軽減化をクリアーしたもの
 私も、当初の統合移転計画から見て用地で5haから3haへと絞り込み、用地取得費用だけでも25億程度の減額予想となり、移転後の運営経費も独立行政法人として最小限の市費投入(建設費償還分を加えて毎年17億円程度)に押さえる計画という報告に同意しました。
 吉塚の市民病院は、独立行政法人化のうえ、将来民間への移行も視野に入れるという内容であり、市長公約に応えた内容として受け入れたのです。

● 病院運営審議会でさらに専門的に検証・検討(08.2〜08.7)
 今年の2月から年度をまたいで7月まで半年間を要して病院運営審議会で審議を行った結果、子ども病院の単独移転計画を審議会でも了承されました。(7月24日)
※同審議会のメンバーは、九州大学病院長をはじめ福岡市医師会長・福岡県小児科医会長・福大副学長(産科医)や九大病院経営担当者など専門家で構成されています。

● 市長の市民や患者家族への説明と関係者への要請行動
 移転場所を確定する前に現在併設されている感染症センターの行き先を決める必要がありました。そこで大学病院や福岡県と協議を開始し7月末におおよそのめどがつきました。
 ここでやっと場所を特定地に内定した上で「新・子ども病院構想」づくりに着手しました。

「新・子ども病院構想」の提示(「新・子ども病院構想」の詳細は民主・市民クラブHP を参照してください。)
 9月になって議会にも「新・子ども病院構想」が示され、9月議会では新病院用地取得議案を通して審議が行われたのです。
 計画では、今議会で用地取得議案が可決し事業着手から完成まで約5年かかるとされています。議会や役所内の審議だけでもこれまで2年かかりました。以前の統合移転構想審議も加えると実に6年費やしたことになります。これから本格的に市民の皆さまに説明していくことが求められることになります。

● もし、今議会も見送ることになれば…
 病院の移転事業は大幅に遅れ、場合によっては5年後はおろか10年後にもなりかねないという切迫感がありました。議会で一旦否決された議案は、次の民意を問う機会(市長選挙)後でしか提出は困難となり、同様に今議会「新・子ども病院構想」の用地取得議案が否決となれば、「新・子ども病院構想」は、事実上白紙に戻ることになるからです。結果、子ども病院は今の状態で棚ざらしとなり兼ねません。それは、これからの患者さんにとっても最悪の結果となります。また、医療環境の悪い病院での優秀な医療スタッフの維持は困難を極めることから、私はこの状態になることは避けなければならないと考えていました。幸い、議会の良識によって事業着手にこぎ着けることが出来たのです。

● 5つの候補地の中で他の4箇所は一長一短でした
 現地建て替えでは狭い敷地で開院しながら建て替え工事を行い、工事費の縮小を図ることはきわめて困難な事業となります。入院患者にとっても工事中の治療は迷惑となり、危篤の患者を搬送することにも躊躇されます。
 また、他の候補地、旧当仁中跡地や九大六本松跡地・田島寮跡・伊都区画整理区域などでもヘリ搬送を伴う騒音、及び病院建設に伴う周辺住民合意を得るには相当数の日時を要することや、用地が狭いこと、地価が高いことなどから、最終的に人工島(IC)が候補地の中で最適地であると考えました。

*少なくとも5年後には新病院を完成させて、一人でも多くの子どもの命を救うことの出来る優れた子ども病院を市民や西日本一帯の皆さんに提供することは、福岡市としての役割でもあると信じます。

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groundgolf2.jpg日時:11月1日(土)午前9時より
場所:壱岐中学校グラウンド
※ 今回は場所が変わっています。ご注意を


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