6月定例議会は、政府の二次補正予算を受けて緊急性や効果の高い「こども」「環境」「アジア」に関連する事業に予算配分された議案の審議となりました。

私も一般質問を行い、「こども施策、特別教育支援員について」と未来へのまちづくり「ピクニックシティ･壱岐金武にコアとなる集客施設を」の課題について討論を行いました。

暑さも本格的になります。

皆さまどうぞご自愛下さい!!


　　福岡市議会議員　江藤博美

　今回は、「政権交代」について述べてみたいと思います。私たち政治に携わる者は、国や住んでいるまちの未来をどんな形や想いで作り上げていくかを共有する者たちのネットワーク（＝これを政党と置き換えて良いと思います）とその考えや、日頃の行動を支援していただく人々のバックアップを得ながら、政治権力を得られる努力を、選挙を通じて問いかけていきます。

　今は、マニフェストによって政党の主義や主張を推し量られるよう努めていますが、時の政治選択は、単純にマニフェスト対比だけでは決めがたいものがあります。天の時-地の利-人の和という孫子が書いた「兵法」を上杉謙信が好んで使ったという「天･地･人」が重ならないと政治の選択が「政権の交代」にはつながりません。

　戦後政治でいくつかの大きな節目がかつてもあったと思いますが、今現在進行形の来る総選挙も間違いなく大きな節目となる政治選択の時だと思います。政治の現場にいる者としてその興奮と緊張は、その端くれの一人に過ぎないとはいえ政治家冥利に尽きるものがあります。

　私は、結果がいかようになろうとも（もちろん民主党政権を実現させるべく全力を尽くしますが！）この歴史の必然的好機を多くの人々と共有したいと考えています。

まちレポート　第46号　2009年　夏号へ

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