節電の夏、暑中お見舞い申し上げます。
今年は、少しばかり冷夏であること（農作物に影響のない範囲）を期待したいものです。
議会は、東日本の瓦礫処理の受け入れをめぐる市長の動きに疑問を呈し、市役所職員の相次ぐ不祥事への「禁酒令」という稚拙な施策とパフォーマンスにため息状態です。
近年、小泉さんの劇場型政治がはびこり、わかりやすい敵を作って叩き、政治不信の溜飲を下げるような「いじめの世界」の再現がもてはやされています。
その象徴は今や「橋下」大阪市長でしょう。
地道な政治がまっとうに評価される時代を早くつくりあげなければならないと思っています。

　去る6月2日、5年ぶりに阿蘇スーパーカルデラマラソンにエントリーして50キロ走って来ました。思ったよりも走り切れたので6時間27分で完走の記録に自己満足しています。ちなみに前回2007年の記録から約40分短縮できました。短縮できたのは、当日の天候が最高のコンディションであったことによるところが大きいと思っています^_^;
　さて、永田町をめぐる世情は風雲急を告げており、私もこれから政局がどのように動くのか見当がつきません。野田政権が推し進める社会保障と税の一体改革は、理解できるし、消費税がどのように私たちの生活に影響するのか、また次世代の負担をどれだけ軽減することになるのかは、2年後からということもあってもう一つ切実感を抱きにくいことも事実です。まさに先を見通した「政治の決断」が問われています。私は、民主党の立場からもこの事態を受け止め、逃げることはできないと思っています。そこで思うのは、これまで私たちが掲げてきた「マニフェスト」が虚偽だとか、約束違反で撤回すべきとかの論争は、双方不毛な論争の域をぬぐえません。現実の政策課題の改革点について、例えば、先の国会で合意可決した「税と社会保障の一体改革」のように丁寧な議論を与野党が重ねていくしかないと考えています。主張の違い、温度差を建設的につき合わせ合意を形成していく度量が現代政治に求められていると強く思うのです。

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