今年は、格別「暑くてなが〜い、なが〜い夏」でしたが、やっと秋本番を迎えています。
10月期に行われた「決算特別委員会」では、初めて委員長を務めました。
長丁場の審議で行政と議会が闊達な論戦を交わせる雰囲気を演出することも委員長の役割です。
議会の運営に役割を果たすことも議会人の仕事と改めて自覚しました。
さて議会の方は、就任丸３年を迎えた高島市長の行政評価について個々の施策で論議が交わされました。
議会審議の最中、市長の出番はない分科会中とはいえ、ホテルのトレーニングルームで汗を掻きサウナに入っていたという高島市長の「余裕」をどう見るかは、来年の選挙で評価されるものと思います。
９月の定例議会、10月の決算特別委員会の報告です。

　藻谷浩介さんの「里山資本主義」という新書版が売れているようです。福島の原発事故で改めて環境にやさしい自然エネルギーへの転換が求められている今日、藻谷さんが着眼したのは、国内のあらゆるところで豊かに成長している森林資源です。私は、今年4月の海外視察で、南ドイツのフライブルグというスイスと国境を接する都市を訪問し、ドイツが取り組む環境エネルギー施策を見てきました。このフライブルグの町に隣接するシュヴァルツヴァルト（黒い森）は、古代からそこに住む人々が森林と向き合い手を入れて豊かな林業資源を育み、生活の糧としてきました。ドイツという国は、国民性は日本と近似していると思うのですが、こだわりを持って自然エネルギーに向き合い、その再生に取り組んでいることが強く印象に残っています。

　実は福岡市にも森林エネルギーは豊富に眠っているのです。市の森林面積は11,000ha、市有面積の32％を占めています。そこに育つ杉・檜などの人工針葉樹で樹齢40年を超える樹木は約70％に達しています。2,000haに達する荒廃森林も「環境税」で間伐等で手が加えられるようになりました。荒廃森林の存在は台風の被害をより大きくします。だからこそこの大自然に日頃から向き合い共生する力を備えることが必要だとつくづく思います。

まちレポート　第63号　2013年　10/25号へ

今年の夏は、マリエラクルーズを企画しています。ご家族や夏休みのお孫さんサービス、職場のレクレーションにご利用ください。
定員300名、先着順で受け付けています。

8月3日（土） 12：30乗船（ベイサイドプレイス）

• 地元から送迎バスを準備します。
• 大人４,０００円　小学生１,５００円

振込先は郵便振込で

です。